2009年03月06日

待つことを覚える

 日本語教師として中学生に教えるようになって3年。何を学んだかというと、「待つ」ことです。子供たちは、まだまだ発達段階にあります。大人から見れば、何をしているんだろうという気には、たびたびさせられますが、時間の経過とともに学習の成果を結びつけていきます。一方では、学習の成果を結び付けられない生徒もいますが・・・。

「待つ」ことができないかぎり中学生の指導は、難しいと思います。教室は、まさにジャングルです。時には、子どもたちがうるさいので、大きな声で注意したり、席を移動させたりもします。しかし、学年を終わってみると、そのような子でも、何かしかの学習成果をみせてくれます。

 日本語は、生徒にとって必要のないものかもしれませんが、いろいろな科目の学習を体験するという貴重な経験を積むことは大切なことだと思います。なぜなら、彼らは、これから、様々な知識体験を積んでいくのですから。新学期も中学生の日本語教師です。どのように教師として成長できるか、毎日試行錯誤の連続です。

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2009年03月05日

中学生用教科書

日本語教師として、中学生に教えています。問題は、教科書がないということです。インタネットを通して教科書を探していますが、いまだにこれといった本がない状況です。

例えば、日本の各都道府県で出されている外国人児童に対する教科書についていえば、とてもよく改良されているとは、思いますが、実際につかうとなると、使えない。使えないというのは、難しすぎるということです。もっと、入口に立った教科書がないものかと思っています。

先日、そんなことを考えながら、タイの小学生向け英語教科書を比較検討していました。多くのことを考えさせられる一日でした。文型という考え方の前に、言葉を習得するための準備としての教科書。生徒が到達した指標が示されているもの、書き込みの作業ができるもの。いろいろと教科書について考えさせられました。

そろそろ教科書を作らなければと思いつつ日々が過ぎています。

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2009年02月20日

英語とタイ語

3年目が終わろうとしています
この学校は、英語を使って全ての教科を教えるという学校です。
生徒は、全て英語ができるわけでなく、得意な生徒、不得意な生徒がいます。
昨日6年間この学校で勉強した生徒に英語について聞いてみました。
最初の2年間、つまり中学校2年までは、まったく英語が理解できなかった。でも、中学3年から英語が分かるようになった。と、どの生徒も答えていました。
ということは、英語がわかるまで2年の時間が必要ということです。
ところで、この学校は、高校1年からも新規の生徒を受け入れています。しかし、全ての生徒が学力審査で通るわけでもなく、それなりの方法で入学してくる生徒もいます。
そうすると、まったく英語が理解できない生徒もいるわけです。その生徒が、きちんと英語を勉強するかというと、そうでもない状況です。そういう状況化において、英語を媒介語として日本語を教える、ちょっと無理かなと思うようになってきました。今年度は、英語とタイ語を使って日本語を教えました。来年は、生徒の状況によっては、タイ語の比率を上げなければならないかな、と思っております。

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2009年02月09日

語彙習得活動

 マインドマップを使った授業を行いました。
 マインドマップは、作成者が自由に発想しマッピングしていく作業が重要です。しかし、生徒は、評価がちらつくのでしょうか、なんとか授業で教わった内容を組み込もうとします。その際、教師は、自由に書きなさいと生徒にいいます。しかし、生徒は、なかなかマインドマップを自由に書きません。また、集中して取り組む生徒、隣の生徒を見ながら真似してマッピングしていく生徒、いろいろな生徒がいます。このような活動の一番の目的は、生徒が自主性をもって新しい知識を獲得していくことです。
 生徒の自主性を取りいれられる教室活動を取り入れた語彙学習を考えていました。なぜなら、絵カードを見せながらの語彙導入は、その場限りで終わってしまい、生徒の語彙記憶保持率が悪いからです。そこで、生徒の自主性を取りいれられる語彙習得活動を紹介した論文を探していたところ、この論文がありました。
 
 徳弘 康代 漢字認知処理からみた効果的漢字習得法の研究―相互結合型概念地図作成の試み― 

 この論文では、生徒が自主的に語彙を習得していく教室活動がわかります。さらに、自主的に語彙を習得していく教室活動とは何か、ということを考えさせられます。

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2009年01月25日

教師資格について

最近、日本語教師の方とお話しさせていただく折に、話題に上るのが「教員資格」についてです。多くの先生方の意見をまとめてみると、なしくずしで教員資格制度はなくなっていくだろうといった意見に要約されるようです。しかし、法文は、歩いていまして、実際の問題として喉に刺さった骨のような状態です。

本年度は、バンコクでも新たにディプロマコースを開設する大学が現れたり、インタネットでのディプロマコース科目が学習できるようになるなど、資格要件化の執行に向けて歩みが進められているようにも思えます。
いずれにしても教育学士を習得しておいた方が無難なようです。

で、どうするかという問題なのですが。試験は、受けない。これは、受けても無駄であるためです。というか、受からない。勉強の仕方がわからない。
いろいろ検討した結果、大学で取得した教育科目と大学院で取得した科目などをつけあわせて、学位授与機構で教育学士を取得する方法が現実的であるとの結論に達しました。

posted by セイス at 13:09 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記

2008年12月28日

教師養成

バンコクの大学の案内にこのような記載がみられました

Other Rajabhat Universities expressed their hope that their Diploma curriculum will be approved next year, 2009.

定かなのでしょうか
いろいろと調べてみると、来年から大学によって開講がありそうです

posted by セイス at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年12月25日

思い込みをはずす

「思い込みをはずす」ことは、とても重要なことだと思います。
自分の勝手な思い込みから、指導法を誤ってしまってはいけないからです。
『日本語教育を学ぶ人のために』という本の中で、「一日一論文を読もう」という
教師の仕事が書かれていました。
とっても重要なことだと思います。
そんな中で、
非漢字圏日本語学習者のための漢字・語彙教育の
シラバスに関する考察
―認知心理学実験の知見を踏まえて―
カイザー シュテファン
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/M45/M450124/3.pdf
を読んでいまして、文字指導に自分の勝手な思い込みがあったことに気付かされました。
早速、思い込みをはずさなければと、思った次第です。

posted by セイス at 05:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年12月13日

大学合格

高校三年生全てが自分の希望通り、無事地元の大学に合格することができました。
専攻は、日本語、英語です。
教師としては、とてもうれしいことです。
教師として、彼らの日本語の能力を助長してあげられたかは、わかりませんが、高校生活を通じて、日本語が嫌いにならずに、大学でも日本語を学びたいという気持ちをもってくれた生徒たちに感謝します。



posted by セイス at 05:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年12月01日

情報の宝庫

先日台湾の交流協会の日本語教育に関する記事を読んで、おもわずダウンロードを繰り返していました。中等教育に関する授業アイデアが満載だたからです。

そこで出会った、英語教育の哲学的探究2のURLに最近目を大きく見開いて読みふけっています。

いままでなんでこんなに勉強していなかったか、後悔の念を覚えました。

posted by セイス at 04:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月28日

好きな仕事

今、日本語教師をしています。
好きな仕事で、生活できるって幸せなことだと思います。
いろいろな日本語教師の方とお話しさせていただきましたが、
この仕事が、いやでたまらないといった話を聞いたことがありません。
みんな毎日、どうすれば教師として成長できるかといった話ばかり聞いています。

もうだめだと思って挑んだ、授業の日、いままでと違った側面を見せてくれる生徒。

思い込みで授業をしていたことがわかるのです。どうしたら生徒一人一人の個性を日本語教育をとおして伸ばしてあげることができるか。

生徒一人一人は、素晴らしい個性を持った子供たちばかりです。
その個性の成長を阻害してしますか、少しでも成長を助長させてあげることができるか。

毎日答えのない問答と挑んでいます。

posted by セイス at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月25日

すばらしいブログをご紹介します

日本語教育情報局@コンケン.タイ勉強する情報が詰まっています。

ブログが更新する度に、日本語教師の息吹が感じ取れるでしょう

posted by セイス at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月15日

見識不足かもしれませんが

私は、中学校で教えています。
教科書の選定に苦慮しています。
英語、中国語などの先生方の教科書をみてみると、抽象的な言葉になるかもしれませんが実に言葉の入口に適した教科書があります。
振り返ってみると、日本語の教科書の場合には、比較的容易に入手できる本が少ないように思われるのです。

世界の日本語教育の実情を見てみると中等教育に求められる日本語教育の期待は高いにもかかわらず、市販本での教科書は、大人向けの教科書を平易に直した教科書しかないのが実情ではないでしょうか。
子どもたちが、関心を持って学べる教科書が、今必要されているのではないでしょうか

posted by セイス at 22:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年11月01日

たまには日本語教育的に

ここ数日、「日本語のシンクタスT」寺村秀夫著を読んでいました。
で、思ったことですが、いわずとしれた名著であるということです。
この本を読むことによって、文法の地平が開けるとでも言っていいくらい素晴らしいです。

この本を読んで、「みんなの日本語」の言いたいとしていることがよく呑み込めるようになりました。使うかどうかは、別問題ですが。

そして英語についてもひらめきを得るところがありました。
その英語に関してですが、

吉川先生のサイト
の日本語文法を読んでいて、

新しい英文法の考え方を提唱している。サイトの紹介記事が書いてありました。

http://vsop-eg.sblo.jp/
です。

「日本語のシンクタスT」寺村秀夫著から私が、ひらめきを得た英語に関す文法のことが書いてありました。(もっと深く書かれていますが・・・)

ということで、

Get The Real… 英語参考書: VSOP英文法の原典
が読みたくなりました。





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2008年10月15日

いろいろ

やけどのクリームは、中国北京にある有名な製薬会社のものでした。病院での治療薬も中国製でしたので、この分野では、中国は有名なのでしょうか。

バンコクの国際交流基金の図書館が11月から来年3月まで休館するという記事がありました。本当に残念なニュースです。開館を楽しみに待っています。

ある学校の立ち上げに参加しました。いろいろな義理がありまして、教師の募集や、授業計画、授業などに協力しました。しかし、賃金の不払いや学校維持費の不払いなどで数か月で休校となりました。

いろいろあるものです。それにしても、経営者は、どこに行ったのか連絡とれずじまい。まあ、いろいろ経験できてよかったことは、よかったのですが。

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2008年10月09日

やけどその後

通院は、3週間ほどかかりました。
その後、民間療法に切り替えました。
知人のタイ人の方から中国で購入したクリームをわけてもらいました。
その結果、やけど2度の箇所は、きれいに治りました。
やけど3度の箇所も大方きれいに治りつつあります。
どんなクリームなのかわかりませんが、跡が残ると思っていたので驚きの回復力です。
感謝。

posted by セイス at 02:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月07日

教員養成課程について

現在外国人向けに大学においてグラヂュエイトディプロマコースを開講しているのは以下のとおりです。

使用言語・英語

アサンプション大学
ラムカーヘン大学

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2008年10月05日

教員試験が行われました

教員試験が行われました。
私の地域では、2か所の都市で試験が行われました。
2日間で4科目の試験です。
1科目2時間半で、試験問題は150問。マルチプルチョイスです。
試験問題は、全て英文です。
私が受けた都市では、4人が受験しました。
前回外国人教員向けセミナーに参加した外国人教師の数からいって極端に少ない受験者でした。
これから2年以内に教員資格を取らなければならない状況なのですが、これだけ受験者が少ないということは、どういう状況なのかよくわかりません。
それにしても過去問の非開示、受験指導書がない状況をなんとか改善してもらいたいものです。
このまま試験を受け続けても未来がない状況であることがよくわかりました。
あとは、大学でディプロマを取得する方法ですが。バンコクでしか開催されておらず、地域格差に苦しむ状況です。

posted by セイス at 00:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年09月27日

タイの土地面積計算機

タイ語の運用を考えていまして、検索していましたら
こんなサイトに出会いました
タイの土地面積計算機です
でも、誰が使うんでしょうか
http://www.nap.st/script/jp/th_land.cgi

posted by セイス at 05:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年09月24日

エアコンの発火事故以後

エアコンの発火事故以後、依然として、片手が不自由な状態です。
教室で不便なことと言えば、
教具の使用に支障がある。例えば、絵カード、フラッシュカードの使用など。
板書がほとんどできない。
それでも、生徒は、今までの学習経験からどのように学習を進めていくのか心得ているらしく授業には、あまり影響がないようにも感じられます。
こういうことが起こってみて、改めて自分の授業スタイルを振り返る経験が持てました。
教具は、必要なのだろうか。
教具は、いつどのように学習者に提供すべきか。
板書は、必要なのだろうか。
板書は、いつどのように学習者に提供すべきか。
印刷物など、副教材は、学習者への支援になっているのだろうか。
教師は、どのように学習者とかかわっていくべきなのか
などなど
何事も経験してみて、いろいろと考える機会がもてるようです。

posted by セイス at 03:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年08月30日

エアコン爆発す

先日 学校でいつものようにエアコンのブレーカーをあげたら
ボンっと、爆発し火の手が上がりました。
近くの職員に消火をお願いし、職員室に駆け込み事情説明
だれも私の体をきにしてくれませんでした。
手がこけていたので、車を運転し病院へ駆け込みました。
医師に事情を説明し治療を受けました。
やけどの状態は、2度と3度の状態です
治療費は、まだ話していませんが学校で支給するよう交渉します。
それにしても、こんなことがおこるとは、信じられません。

posted by セイス at 06:13 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
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